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HICAS -播磨脳血管内治療研究会-

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International Stroke Conference 速報

SAMMPRIS試験: 症候性の頭蓋内動脈狭窄を有する患者における抗血小板療法の有無による積極的な薬物療法 vsステント留置
SAMMPRIS試験より、症候性の頭蓋内動脈狭窄を有する患者において、抗血小板療法を受けている患者では特にステント留置よりも積極的な薬物療法による脳卒中/死亡の抑制効果が高いことが、アメリカ、Oregon Stroke CenterのHelmi L. Lutsep氏により、International Stroke Conference 2012のLate-Breaking Science Oral Abstractセッションで発表された。
SAMMPRIS試験では、症候性の頭蓋内動脈狭窄を有する451人を登録し、積極的な薬物療法(AMM)群と、頭蓋内ステント留置+積極的な薬物療法(PTAS)群に無作為に割り付け、初期成績よりAMM群で脳卒中/死亡のリスクが低いことが報告され、患者登録が中止となった。本研究では、イベント発症時の抗血小板療法の有無により、両治療を比較した。
イベント発症時に63%は抗血小板療法を受けており、95.8%は抗血小板療法のみ、1.4%は抗凝固療法のみ、2.8%は両治療を受けていた。抗血小板療法を受けていた患者では、30日の脳卒中/死亡の割合はAMM群で12.1%、PTAS群で21.5% (p=0.0009)であった。ただし、クロピドグレル+アスピリンの2剤の抗血小板療法を受けていた患者では、AMM群(37人)で13.5%、PTAS群(27人)で18.5%であり(p=0.24)、また、イベント発症時に抗血小板療法を受けていなかった患者では、それぞれ10.3%と18.8% (p=0.35)と、有意差はなかった。AMM群では抗血小板療法の有無により主要評価項目の割合に有意差はなかった(p=0.27)。
Lutsep氏は、「抗血小板療法を受けている症候性の頭蓋内狭窄を有する患者においては、PTASよりもAMMの効果が高いことが顕著である」と、まとめた。

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