HICAS -播磨脳血管内治療研究会-

- Harima Intervention Conference for Artery Stenting and coiling-

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International Stroke Conference 速報

SWIFT試験: 新たな脳血管内治療デバイスSolitaire vs Merci
SWIFT試験より、新しい脳血管内治療デバイスSolitaireがFDAから認可を受けているMerciリトリーバルデバイスよりも優れた結果を示したことが、アメリカ、University of California, Los AngelesのJeffrey L. Saver氏により、International Stroke Conference 2012のLate-Breaking Scienceセッションで発表された。
Solitaire Flow Restorationデバイスは自己拡張ステント型のリトリーバーであり、脳の閉塞血管よりメカニカルに血液凝固を除去するデバイスである。本試験では、2010年2月より、脳卒中発症8時間以内のNIHSSが8-29の患者を対象とし、無作為アームに18施設より113人を登録し、Solitaireデバイス(58人)、又はMerciデバイス(55人)により治療を受ける群に割り付けた。
症候性の頭蓋内出血を起こさずに再灌流に成功した割合はSolitaire群で60.7%、Merci群では24.1%であった(pSUP=0.0001、pNI<0.0001)。また、90日の追跡で死亡率は、Solitaire群で17.2%、Merci群で38.2%であった(p=0.020)。症候性の頭蓋内出血の割合は、それぞれ1.7%と10.9% (p=0.057)であり、有害事象の割合は両群で差はなく、良好な精神/運動機能を示した割合はMerci群では33.3%に対して、Solitaire群では58.2%であった(p=0.017)。本試験は、中間解析でSolitaire群の有効性が顕著であったことから、データモニタリング委員会の勧告により2011年7月に早期中止となっている。
Saver氏は、「再灌流治療の第一世代の手技からより有効性が高い再灌流デバイスを用いる時代へと突入した」と、まとめた。

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